AZ-900 Microsoft Azure Fundamentals 勉強時間
Azure 認定資格
Azure の認定資格はたくさんあります。
その中でも、初級者向けの基本となる資格が AZ-900 Microsoft Azure Fundamentals です。
試験範囲
試験範囲の概要は以下です。
- クラウドの概念について説明する (15-20%)
- Azure のコアサービスについて説明する (30-35%)
- セキュリティ、プライバシー、コンプライアンス、信頼について説明する (25-30%)
- Azure の価格サービス レベル アグリーメントとライフサイクルについて説明する(20-25%)
概要だけを見ると、Aureのサービスの深い知識というよりはクラウド全般に関する知識が中心となっているようです。
ラーニングパス
試験についての概要ページに、ラーニングパスのリンクが記載されています。
Azureの基礎という内容で第1部から第6部までが試験範囲だそうです。
こう見るとたくさんあるように感じますが、全てのラーニングパスをこなすのに1週間もあれば十分でしょう。
早い方なら土日を使って終わらせてしまうこともできると思います。
AZ-900 の難易度
試験範囲の内容は基本的な IT の知識が備わっていることが前提です。ネットワークの基礎知識、セキュリティの基礎知識、サーバーやデータベースの基礎知識が備わっていないと Azure のサービスを理解できません。
ただ、試験の難易度としては、おそらく easy です。
理由は Azure 認定資格の一覧を見ると、AZ-900 の難易度は初級だからです。他に中級上級の資格がたくさんあります。
同僚の話によれば、AZ-900 はラーニングパスを1回やれば十分に合格できると話していました。
AZ-900 の学習時間
AZ-900 の試験範囲に関するラーニングパスを1周するためには約10時間が必要です。
また、最近(2020年12月時点)では、無料のオンラインセミナーを受講することで受験費用が無料になるキャンペーンも開催中です。講座名は「Microsoft Azure Virtual Training Day:Fundamentals」です。
個人的には、ラーニングパスを1周独学して、その後に無料のオンラインセミナーを受講した上で、AZ-900 の試験に挑むがが良いかなと思っています。
従いまして、ラーニングパスを1周10時間と、オンラインセミナー「Microsoft Azure Virtual Training Day:Fundamentals」1回6時間で合計で16時間の勉強時間が最低でも必要になります。
試験の勉強と実践は違う
ただ、注意していただきたいことは、試験が受かったからといって Azure でアプリが構築できるようになるわけではありません。
実際に今の私がそうです。AZ-900 の試験に合格しましたが、Azure の概要が掴めただけで、これからが本番です。
1つ1つのサービスを実際に触りながら、自在に扱えるようになるまで日々勉強していかねばなりません。いずれ上位資格の取得も目指していきたいと思います。
AZ-900 ラーニングパスのまとめ
個人的にラーニングパスの概要を簡単にまとめた記事を書いています。よかったら参照してください。
- Azure の基礎 その1 はじめに
- Azure の基礎 その2 リージョン・AZ
- Azure の基礎 その3 セキュリティ、管理グループ
- Azure の基礎 その4 データベースサービス
- Azure の基礎 その5 仮想マシン
- Azure の基礎 その6 ストレージサービス
- Azure の基礎 その7 ネットワーク
- Azure の基礎 その8 AIサービス
- Azure の基礎 その9 構成管理ツールの選択
- Azure の基礎 その10 セキュリティ前編
- Azure の基礎 その11 セキュリティ後編
- Azure の基礎 その12 ID管理とコンプライアンス
- Azure の基礎 その13 SLA とコスト
以上です。