Azure を始める
Azure のシェアって増えてるの?
クラウドサービスのシェアを見るときは、Synergy Research Group を見るといいです。
色々なニュースサイトやブログで引用されている元ネタをたどると、結局ココであることが多いです。
特に2020年2月4日のこちらのプレスリリースは、広く引用されていますね。
ここでは2020年4月30日のプレスリリースに掲載されていたグラフを紹介します。
そもそもクラウド事業がめっちゃ伸びてます。
このグラフはクォーター毎の棒グラフなので緩やかに見えますが、1年単位にしたら急激な伸びです。
この流れは今後も止まりません。多くの企業で、次期システムはクラウドで、それも AWS か Azure でやろうというところが少なくとも50%はあるでしょう。
エンジニアとして食べていくために
弱肉強食のこの世において、情報とは非常に重要です。
エンジニアとして市場価値を高めていくためには、より高度で先進的な技術を身に付けることも大切ですが、世の中で普及している需要の高い技術を習得するのはもっと重要です。
いずれ、ほとんどの企業システムがクラウドに移行します。明らかにそういう流れです。
インフラは何を使っているでしょうか?考えればわかることで、このまま行けば、AWS と Azure が 50% です。
もしかしたら、他クラウド事業者が撤退して、ほぼ AWS と Azure と GCP の時代になってしまうかもしれません。
だから、私は AWS だけではなく Azure もやっていこうと思います。
Azure 初めて使いました
今まで、AWS ばかり使ってきましたが、この度、初めて Azure を使ってみました。
AWS と比較すると似たようなところもあり、異なるところもあり、で触っていてとても面白いです。
使用料金は?
まだ、そこまで使っていないので何とも言えませんが、Azure は事あるごとに AWS より安いよアピールをしています。
ですので、きちんと使えば料金は抑えられるものと思っています。
私が一番触ることが多いのは、VirtualMachine と Azure Databaase です。実際に公式サイトで1か月の料金を見積もりをしてみましたので貼っておきます。
ネットワークは AWS と似てる
ネットワークは VNet(Virtual network)といってこれがAWS の VPC にあたります。同じように Subnet や Security Group も存在して、Subnet に Security Grooup がアタッチできます。
正確には、Azure では Security Grooup に Subnet を Associate すると表現されています。
ただし、データベースのマネージドサービスにサブネットという概念はなく、インバウンド通信ルールを直接定義するような設計になっています。
VNet(Virtual network)のページで見られるのは、Subnet の一覧ではなく NIC(Network Interface Card)が表示されています。
これはこれで、分かりやすいと思います。
Azure Database PostgreSQL は止められない?
AWS なら RDS PostgreSQL を止めておくことが出来ます。Azure では止めることが出来ず、今のところ、勉強用で作成したデータベースは消すしかないようです。
Azure SQL Database のサーバーレス版であれば停止する機能があるようです。
Azure SQL Database サーバーレスは、ワークロードの需要に基づいて単一データベースのコンピューティングを自動的にスケーリングし、1 秒あたりのコンピューティング使用量に対して請求を行います。 また、サーバーレスでは、ストレージ コストのみが請求される場合、非アクティブな使用期間にデータベースを自動的に一時停止するオプションを利用できます。このたび、構成可能な最小の自動一時停止の遅延が 1 時間に短縮され、サーバーレス データベースに対してさらに優れた価格最適化の機会が提供されるようになります。
引用元:Microsoft Azure