太陽光発電の闇

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  • 世の中(日本国内)の99%の人の意見はこうです。

    「太陽光発電は環境にも優しいし電気代の節約にもなるから設置しましょう」

    しかし、この考え方は間違っていると断言できます。

    本当に太陽光発電が「環境にやさしくて」「無限に供給される」理想的なエネルギーだったら、なぜ、原油価格、石炭価格は下落しないのでしょうか?

    太陽光発電の良い部分だけを見てはいけません。

    太陽光発電の負の側面を紹介します。

    太陽光パネルが発電しなくなったら?

    現在の太陽光パネルの寿命は、メーカーによりますが、20年とも30年とも40年とも言われています。

    FITが始まった頃に設置した太陽光パネルの寿命は20年程度と見られており、それらが寿命を迎えるのが2030年代となります。

    太陽光パネルが寿命を迎えたら、もちろん、廃棄するか、リサイクルかの2択となります。

    太陽光パネルは廃棄もリサイクルも有料です

    太陽光パネルは有害物質(鉛・カドミウム・セレンなど)を含んでいます。

    適当に捨ててしまっては、周辺地域に健康被害の恐れがあります。

    そのため、太陽光パネルを捨てる際には専門の業者で廃棄やリサイクル処理をしなければなりません。

    それは誰が支払うのでしょうか?

    もちろん、施主です。

    太陽光パネルの撤去費用

    これは、あくまで概算ですので、参考程度に見てください。

    • 処理費用:太陽光パネル1枚あたり5,000円
    • 運搬費用:50,000円
    • 太陽光パネルの取り外し費用:100,000円
    • 電気工事:50,000円
    • その他:足場設置、屋根の修繕など

    概算でも30万円以上になりますね。

    ハウスメーカーの営業マンは太陽光パネルの撤去費用を教えてくれましたか?

    きっと、誰も教えてくれないでしょう。

    太陽光パネルが撤去される頃、担当の営業マンは既に会社を去っているでしょう。

    誰も、20年後、30年後の責任なんて取ろうとしません。

    太陽光パネルは施主が責任をもって処理しなければなりません。

    太陽光発電は、バックアップ電源が必要

    次は「太陽光パネルで発電する電気は1円の価値も無い」という話をしたいと思います。

    バックアップ電源とは

    雨が降った時、曇りの時、雪が降った時、太陽光パネルは発電しない、もしくは発電量が落ちますが、家庭ではいつも通り電力は必要となります。

    誰かが太陽光パネルの代わりに足りなくなった電気を供給しなければなりません。

    それがバックアップ用電源と呼ばれるものです。

    家庭でどれだけ太陽光パネルを設置しても、電力会社はそれと同じ分の火力発電所をバックアップ用として抱えていないといけません。

    これを「二重投資」と言って、経済的に全く合理性がないことをしています。

    太陽光発電は天候に左右される

    そもそも、電力会社に求められるのは「電力の安定供給」です。

    天候に左右される太陽光発電は「電力の安定供給」を損なう設備です。

    電力会社としては、単純に火力発電所の稼働率が下がってしまう、収益悪化の要因でしかありません。

    よって、本来、太陽光パネルで発電する電気に大した価値は無いのです。

    再エネ発電賦課金の徴収は不平等

    だから、FITという制度が生まれました。

    本来、太陽光パネルで発電した電気に大した価値はありません。

    そこに電力会社はお金を払いたくありません。

    よって、太陽光発電の買取費用は一般家庭の電気代に「再エネ発電賦課金」という名目で転嫁されています。

    それが、FIT(固定価格買取制度)という制度です。

    太陽光発電を設置している家庭は、太陽光発電を設置していない家庭から、売電収入分のお金を受け取っている、ということを想像してみてください。

    太陽光発電を使ってない家庭からしたら、たまったもんじゃありません。

    その太陽光パネル、全部、原材料は中国産です

    中国はとても合理的な考えの国です。

    彼らはとても賢いと思います。

    太陽光の材料は全て中国で生産されている

    太陽光パネルの原材料は、その8割以上が中国で生産されています。

    IEA(国際エネルギー機関)の報告書によれば、世界の太陽光パネル生産能力に占める中国の比率は、2021年時点で、モジュールが74.7%、セルが85.1%、ウエハーが96.8%、ポリシリコンが79.4%と主要工程のすべてで、ほぼ中国企業が手中にしている。

    これらがエコな形で生産されている、わけがありません。

    中国は世界最大の二酸化炭素排出国であることはご存知ですよね。

    実は、それだけではありません。

    世界で一番、石炭を消費しているのは中国です

    世界で一番、石炭火力発電を増やしているのも中国です

    中国のしていること

    太陽光パネルを輸出して、自分は安価で効率の良い石炭火力発電を増やしている。

    実に合理的で賢いではありませんか。

    結果として、現在、中国は世界最大の二酸化炭素排出国です。

    日本がいくらCO2を削減したところで、焼け石に水です。

    太陽光発電の闇 まとめ

    • 太陽光パネルが発電しなくなったら、撤去するためにお金がかかる
    • 太陽光発電はバックアップ用電源として、結局、火力発電を必要としている
    • 中国は太陽光パネル原料の世界市場を独占している一方で、安価で効率の良い石炭火力発電を増やしている

    それでも、太陽光発電が環境に優しいと、エコな設備だと、本当に言えるのでしょうか。

    私はそうは思えませんね。

    とても綺麗な空ですね。

    これが、我が家の屋根に設置されている太陽光パネルです。

    毎日どれくらい発電しているかHEMSをチェックするのが私の日課です、はい。

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