FACTFULLNESS

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『FACTFULLNESS』は2019年1月にハンス・ロリングはスウェーデンの医師とその息子夫婦の3人によって書かれた1冊です。目からウロコと涙の1冊ですので、めちゃくちゃお勧めです。

ちなみに、私がこの本を購入したきっかけは、これです。

ビル・ゲイツは、『名作中の名作。世界を理解するために欠かせない一冊だ』と言葉を残し、2018年にアメリカの大学を卒業した学生のうち、希望者全員にこの本をプレゼントしました。

実はこの本を読み進めていくと、ビル&メリンダ・ゲイツ財団について触れている箇所があり、彼が勧める理由の一つになっていることが分かります。

この本のすごいところ

人はどうしてこんなにも自分勝手な思い込みの世界から抜け出せないのか。データを見れば、世界から貧困はなくなっていることに気付けるのに、差別や偏見が未だになくならない。こんなのはおかしい!そんな筆者の切実な思いからこの本は書かれています。

この本を読む前の私は、『自分勝手な思い込みの世界には住んでいません!ちゃんと客観的に世界を見ることが出来る人間です。』と、そう思っていました。

私は正しい情報を選択し、正しい情報にもとづいた意思決定をしている人間だと思っていました。

学者も政治家も、ノーベル賞受賞者も、経営者も、頭の良いとされる知識人たちであっても、知らず知らずのうちに自分勝手な思い込みの世界に入り込んでしまい、現実を見誤っていました。そして、例外なく私も、事実が見えなくなってしまう「落とし穴」に引っ掛かっていたのだとこの本は教えてくれました。

この『FACTFULLNESS』では、人が思い込みの世界に入り込んで、事実が見えなくなってしまう10個の「落とし穴」を、とても分かりやすい事例をもとに紹介してくれています。そして、正しいデータをもとに現実を理解しよう、という当たり前のことを必死に伝えようとする筆者の心に私は感動しました。

こんな人に読んでほしい

もし、自分勝手な思い込みの世界には住んでいません。ちゃんと客観的に世界を見ることが出来る人間です。そう思っている方がいましたら、逆に、是非ともこの本を読んでほしいなと思います。

特に以下の質問を間違えてしまった人は、別の意味(世界の常識を知らないという意味)でもこの本を読むことをお勧めします。※『FACTFULLNESS』の本質はこの質問に答えられれば良いということではありません。

【質問1】 現在、低所得国に暮らす女子の何割が、初等教育を受けているでしょう?

  1. 20%
  2. 40%
  3. 60%

c. 60%

【質問2】 15歳未満の子供は、現在世界に20億人います。国連の予測によると、2100年に子供の数は約何人になるでしょう?

  1. 40億人
  2. 30億人
  3. 20億人

c. 20億人

【質問3】 いくらかでも電気が使える人は、この世界にどれくらいいるでしょう?

  1. 20%
  2. 50%
  3. 80%

c. 80%

この本によると『FACTFULLNESS』という言葉は、言い換えれば『事実を基に現実を理解しよう』ということです。

このように書くと何と当たり前のことかと思います。しかし、当たり前のことを当たり前だと気付かされるというのは、本当に貴重な経験です。

私はこのような本に出合えて本当に良かったと心から思っています。

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